那須川天心が自腹で｢天心祭｣を開催! 大赤字でファイトマネーがぶっ飛ぶ?

格闘家で現在はプロボクシング選手の那須川天心が､自身が主催するお祭り｢天心祭｣を地元･千葉県松戸市で8月23･24日に開催した｡

お祭りといっても､格闘技の大型興行ではなく､盆踊りなどを行う地域の催しだ｡ボクシングで世界王者を目指す彼がどうしてお祭りを企画したのか｡その意図を那須川天心はこう説明した｡

｢人間､みんな仲良くしていこうというのがテーマ｡SNSで言い合ったり､負のニュースが多いので､外に出て体を動かすきっかけを与えられればいい｡負のオーラをなくしていきたい｡祭りって皆楽しいじゃないですか｡祭りって皆踊るから､皆が一緒のことをするっていうのはなかなかないので｡祭りはめっちゃ好きっす｡日本の文化でもありますから｣

企画運営を自ら手掛けた｡入場料は無料｡運営費用を彼が自腹で支払っており､｢1試合のファイトマネーの半分くらいは掛かっている｡前回は10ラウンドやったので5ラウンド分くらい｡本当に何千万と掛かっている｡100%赤字だしグッズとかも最低限でやっている｡みんなに楽しんでもらいたいというだけでやっている｡お金とかっていうより気持ち｣と､多額の費用を投じているが､来てくれた方々が楽しんでくれれば何も問題ないと笑顔でアピール｡

那須川天心が主催するお祭りとあって､彼自身もほぼ全ての企画･イベントに関わる｡費用を出すだけでなく最前線でお祭りを盛り上げた｡
｢僕の活躍次第で祭りのグレードもアップしていく｡最初は地元を盛り上げたいっていうのがあった｡毎年できるかどうかは分かりませんが､今回好評だったら､次は千葉県でやったり･･･｣
と､今後も続けていきたい意向を示した｡(船越)

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