人気バンドのベーシストがAKB&ゴールデンボンバーを批判! ｢同じ土俵に置かれると困る｣

AKB48とゴールデンボンバー､今年の紅白歌合戦出場を決めたこの人気グループに､3人組ロックバンド｢RIZE｣のベーシスト･KenKen(26)が噛み付いた｡

KenKenは12日､自身のツイッター上で､
｢不細工が基本のアイドルに当てぶりが売りのバンドおれたちが本気で目指してるものがバカにされてるよねーホント
不細工でも演奏出来るから人気でるのがバンドだろう｡歌がうまくて更に可愛いのがアイドルだろ?もしそれが世代という1ワードで済むのならモーツアルトに謝れ｡さ､ねます｡｣
と発言｡
"不細工が基本のアイドル"はAKB48､"当てぶりが売りのバンド"はエアーバンドという形態をとるゴールデンボンバーと考えていいだろう｡

6万人以上のフォロワーがいるKenKenのこの発言は､すぐにネット上で拡散｡
ファンからは､
｢わかります｣
｢同意します｣
と賛同の声が多数寄せられている｡

KenKenはその後も､
｢ちょっと勢いで言ってますが､みんな好きになるモノは自由で良いんです｡でもそれを本気で音楽に生きてる人間と同じ土俵に置かれると困っちゃうんです｡ほんとに大人の圧力見せないのがアイドル界ではないのかな｣
と苦言｡
さすがに一部から反対意見が寄せられたようで､
｢沢山の人を嫌な気持ちにさせてしまった事をココにお詫びします｡言い方が失礼でしたね｣
と謝罪したが､
｢でも言いたい事言えた感もあります｣
ともつぶやいており､自身の考えが揺らいだわけではないようだ｡

8歳でベースを始めたKenKenは､専門誌『ベース･マガジン』の表紙を史上最年少(21歳)で飾った天才ベーシスト｡
ツイッター上で､
｢演奏力で勝負出来ない音楽家とは意味がないのだよ｣
とつぶやくなど､演奏には強いプライドを持っており､純粋に"音楽"で勝負しない人気グループに苛立ちを感じていたのかもしれない｡(伊原)