朝青龍ショック! 引退バブルに暗雲? 特別功労金が大幅減額か
日本相撲協会が､引退した元横綱朝青龍(29)に対する特別功労金の額を決定する緊急理事会を､10日に行うことが6日､分かった｡｢サンケイスポーツ｣が報じている｡
横綱としての実績を評価して支給される特別功労金だが､初場所中の泥酔暴行問題の調査委員会からの報告を受けた上で精査､総括し"査定"する方針｡
当初の予想より大幅減額となるのは必至だという｡
4日の理事会で解雇が決定されていれば､いわば退職金に当たる功労金が支給されなくなることも見越して､引退を選択したとされる朝青龍にとっては､大きな誤算になりそうだ｡
引退した横綱､大関に支給される特別功労金は､協会への"貢献度"を基準として算定｡通例では､支給額は引退発表から数日以内に理事会で決定していた｡
しかし､不祥事を繰り返し､協会に"大きな損害を与えた"朝青龍に､慣例は適用されないようだ｡
サンスポが関係者のコメントとして伝えるところによると､10日に開かれる緊急理事会では､特別功労金の額を決定する前に､友綱親方(元関脇魁輝)を委員長とする調査委員会が､これまで行った調査内容などを報告｡
泥酔暴行問題を精査､総括した上で､本当に朝青龍が協会に貢献したのか議論し､特別功労金の"査定"を行うという｡
最近では優勝22回の貴乃花(現親方)が過去最高の1億3,000万円で､優勝12回の武蔵丸(現振分親方)は9,000万円｡
優勝25回の朝青龍は1億5,000万円突破は確実とみられていたが､解雇同然で引退しただけに､特別功労金で貴乃花を超えるようなことでは､内外に示しがつかない｡
引退に伴い､特別功労金以外に協会から朝青龍に支給される力士養老金と勤続加算金は約3,450万円｡
このほか､10月3日に東京･両国国技館で開催されることが決まった引退相撲では､ご祝儀も含め3億円近い収入が予想されていた｡
しかし､協会が特別功労金の減額を決めれば､引退の経緯のゴタゴタもあり､引退バブルの勢いは急速にしぼみそうだ｡(淺川)
横綱としての実績を評価して支給される特別功労金だが､初場所中の泥酔暴行問題の調査委員会からの報告を受けた上で精査､総括し"査定"する方針｡
当初の予想より大幅減額となるのは必至だという｡
4日の理事会で解雇が決定されていれば､いわば退職金に当たる功労金が支給されなくなることも見越して､引退を選択したとされる朝青龍にとっては､大きな誤算になりそうだ｡
引退した横綱､大関に支給される特別功労金は､協会への"貢献度"を基準として算定｡通例では､支給額は引退発表から数日以内に理事会で決定していた｡
しかし､不祥事を繰り返し､協会に"大きな損害を与えた"朝青龍に､慣例は適用されないようだ｡
サンスポが関係者のコメントとして伝えるところによると､10日に開かれる緊急理事会では､特別功労金の額を決定する前に､友綱親方(元関脇魁輝)を委員長とする調査委員会が､これまで行った調査内容などを報告｡
泥酔暴行問題を精査､総括した上で､本当に朝青龍が協会に貢献したのか議論し､特別功労金の"査定"を行うという｡
最近では優勝22回の貴乃花(現親方)が過去最高の1億3,000万円で､優勝12回の武蔵丸(現振分親方)は9,000万円｡
優勝25回の朝青龍は1億5,000万円突破は確実とみられていたが､解雇同然で引退しただけに､特別功労金で貴乃花を超えるようなことでは､内外に示しがつかない｡
引退に伴い､特別功労金以外に協会から朝青龍に支給される力士養老金と勤続加算金は約3,450万円｡
このほか､10月3日に東京･両国国技館で開催されることが決まった引退相撲では､ご祝儀も含め3億円近い収入が予想されていた｡
しかし､協会が特別功労金の減額を決めれば､引退の経緯のゴタゴタもあり､引退バブルの勢いは急速にしぼみそうだ｡(淺川)
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