あ～ちゃんが中田ヤスタカプロデューサーに謀反！？　「Perfumeはあなたのヒューマノイドロボットじゃない」！？

Perfumeに危機が訪れている。

あ～ちゃんこと西脇綾香（にしわきあやか=20)が雑誌のインタビューで､プロデューサーの中田ヤスタカ（なかたやすたか=29）を痛烈批判しているのだ。

2009年5月10日の東京代々木で行われたコンサートで､「Perfumeを見捨てないでください」と観客に語り掛け､ファンを「何が起こっているのか？」とやきもきさせたばかり。

どうやら近々発売されるニューアルバムに問題があるらしいのだ。

インタビューが掲載されているのは月刊誌「ロッキング・オン・ジャパン」7月号。

同誌は冒頭で7月8日に発売されるニューアルバム「?（トライアングル）」はメンバー3人の歌が減らされ､ダンス・ミュージックのような作りになっていることを指摘。

歌には大胆なエフェクト(音響効果)が付けられたため､誰がどの部分を歌っているのかわからない状態だ､と指摘している。

作詞・作曲・編曲はもちろん中田プロデューサーが担当している。

3人がそれぞれ主旋を歌った後､中田プロデューサーが3人の歌を「切り貼り」し､エフェクトをかけて完成させているというわけだ。

アルバムについては､「あの中田様が私たちにまた曲をくださるのですね､見捨てないでいただいてどうもありがとうございます」と痛烈な皮肉。

かしゆかは､ニューアルバムに歌が少ないことについて「すごく嬉しい」とコメント。

中田プロデューサーのテクノユニット「capsule」に近付いたと考えているようだ。

しかし､あ～ちゃんは､かしゆかの見方に対し､「(ニューアルバムに入っている)Speed Of Soundみたいなやつばっかりになってくのもどうかと思いますね」
と疑問の声。

さらに､「しかもPerfumeが歌う意味あるのかなって。capsuleさんはそれでいいじゃないですか。ライブが軸でもないし(中略)。でも Perfumeってそうじゃないから。それ(音楽主体)ばっかりになっていくのは怖いけど。ほんとに(パフュームを)素材としてしか考えられないっていうのは､でもそうじゃないと信じているから」

で､このインタビューを読んだ人たちがブログや掲示板で､次々と話題にしているというわけだ。

「ヤスタカ型ヒューマノイドロボット『アーチャン』がついに自我を持ったということでよろしいのですね」

「てめぇらが曲書けんのか？てめぇらで曲書いてCD出してみろよ」

「中田ヤスタカを有名にしたのが自分達､と言いたいんではないのか？」

インタビューでは､3人が「パフュームはこうでなければいけない」という思いが強くなりすぎるときがあると明かした。

あ～ちゃんにいたっては､「もう苦しくなって逃げたくなったりするときはありますね」と答えている。

遊びたいときもあるが､自動的に毎日のスケジュールが決まり､自分の思い通りにはならないというのだ。

それがメンバー内の亀裂につながりかけている。

「(逃げ出したいと思うことはあるが)あんまりそういうことは考えないようにしている」（のっち）

「考えないようにしとるっていうのを出しすぎるとき､こっちがいらいらする」（あ～ちゃん）

もはや末期症状と言わざるを得ないだろう。（古田鉄寿）