SDN48ファンの怒りに劇場支配人が反論! 全員卒業に至った裏事情を告白!

来年3月31日に現行メンバー全員が卒業することが発表されたAKB48の"お姉さん"グループ･SDN48｡
あまりに突然の発表だったため､ファンの間には現在も動揺が広がっている｡

そんな中､AKB48劇場支配人･戸賀崎智信氏(とがさきとものぶ=37)がSDN48のオフィシャルブログを更新｡
改めて､"全員卒業"に至った経緯を説明している｡

18日に更新されたエントリーによると､卒業発表後､ファンからは､
｢SDN48メンバーは強制的に卒業させられるのではないか?｣
｢赤字だから切り捨てるのか?｣
といった問い合わせが多数寄せられたとのこと｡
戸賀崎氏はまず､エントリー冒頭で上記2点について､
｢強制的に卒業させるわけではなく､きちんとメンバー一人一人の夢や目標を聞いた上で､
どうすることが一番良いのか?結論を出すまでには､本当に沢山の議論が交わされました｡
また､赤字云々に関して言えば､プロジェクトのグループとしては
結果も残しており､金銭的なことが今回の結論に達した理由ではございません｣
と否定している｡

では､なぜ結果を残してきた彼女たちは卒業という道を選ぶことになったのか｡
戸賀崎氏は､
｢SDN48はAKB48とは違い､20歳以上のメンバーで構成されている為､
実家住まいのメンバーは少なく､その殆どが自活をしており､アルバイトをしているメンバーも多数おります｣
と説明し､
｢本来なら､劇場公演を関係者に観て頂いて､何かにキャスティングをして頂いたり､芸能事務所への所属が決まったりするのですが
公演倍率もあがらず､スカウトされる機会も少ない｣
とグループが抱えていた問題点を告白｡

｢どのようにするべきなのか?ずっと前から悩んでおりました｣
と今回の"全員卒業"が前々から検討されていたことを明かし､
｢他のグループと違い､年齢が上の分このままSDN48というグループで公演を続けるより､
個人の夢を応援した方がメンバー達の為になるのではないか?という結論に達し今回の｢全員卒業｣という発表に至りました｣
と発表に至った経緯をつづっている｡

エントリーの中に､
｢ファンの皆様全員が納得しないということは理解しております｣
とあるように､いまだに憤りを感じているファンも多いだろう｡
しかし､今回の全員卒業は各メンバーのステップアップのため｡
ラストコンサートまで残り半年､彼女たちの成長に期待したい｡(伊原)