詐欺事件の羽賀研二被告、「信用性はない」と検察側が主張!!

未公開株売買で、詐欺罪などに問われたタレント羽賀研二被告(はがけんじ=49)=本名:当真美喜男=の公判が18日、大阪高裁(古川博裁判長)であり、弁護側が一審の無罪判決を維持するよう求めて結審した。

羽賀被告は、知人男性から株購入を頼まれ、実際の3倍の価格を提示、3億7千万円をだまし取ったとして起訴された。

弁護側は「莫大な利益が出ると考えていた男性にとって、元値はいくらでもよかった」と指摘し、詐欺ではないと主張。

検察側は「元値を知らされていなかったとの男性の証言は信用できる」と反論したうえで、「証人に偽証させるなど刑事裁判を愚弄(ぐろう)。被告の供述の信用性はない」として、1審と同じ懲役8年を求刑。

同裁判を巡っては、昨年11月、1審公判でうその証言をしたとして、偽証罪に問われた知人が「親密な関係にあった羽賀被告に有利な判決が出るよう、極めて安易に偽証を思い立った」として懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役2年)を言い渡されている。

判決は6月17日。(松野)


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