福山雅治の音楽活動は単なる副業!? 同業者から批判が殺到するワケとは!?

昨年､大河ドラマ『龍馬伝』(NHK)で主演を務め､俳優としての評価を高めた福山雅治(ふくやままさはる=41)｡
その一方で､ベストアルバム『THE BEST BANG!』の発売や､カウントダウンライブなど歌手としても精力的な活動をみせた｡

18歳でアイドルグループ･少女隊のバックバンドを目指して上京したことからもわかるように､福山の音楽活動に対する意欲は強く､デビュー曲『追憶の雨の中』発売当時は俳優として注目されることに抵抗を感じていたほどだ｡

しかし､そんな福山の作る音楽に対して同業者からは厳しい声が挙がっていると話題になっている｡

アカデミー賞作曲賞を受賞している世界的作曲家･坂本龍一(さかもとりゅういち=59)はラジオで､
｢福山雅治君は､俳優のミュージシャンごっこ｣
と福山の音楽活動をバッサリ｡

現在､ザ･クロマニヨンズで活躍する甲本ヒロト(こうもとひろと=47)はTHE BLUE HEARTS時代に､
｢福山の音楽はまずいカップラーメン｣
とロックミュージシャンらしい辛らつな言葉をラジオで残しているという｡

しかし､福山に批判的なコメントを残していると話題なのは二人のような大御所だけではない｡

Dragon Ashの降谷建志(ふるやけんじ=31)は雑誌のインタビューで､
｢福山雅治の桜坂がミリオン出してしまう日本の音楽シーンの先行きは暗い｣
と福山の名前を出して日本の音楽シーンに警鐘を鳴らし､BUMP OF CHICKENの藤原基央(ふじわらもとお=31)もある雑誌の中で､
｢福山雅治みたいなのがチャートに入ってる悲しい現状があるからこそ､俺たちが頑張らなきゃいけない｣
と降谷と同様の発言をしているというのだ｡

男性からの批判ばかりだと､顔がよく､歌も演技も出来る福山への嫉妬かと勘繰ってしまうが､女性からの批判も注目を集めている｡

シンガーソングライターの椎名林檎(しいなりんご=32)は､
｢福山雅治ってどこがいいの?やってることかっこわるいじゃん｣
と雑誌のインタビューで発言｡

元JUDY AND MARYのYUKI(38)に至っては､
｢福山さんって音楽も人間性もダサいよね｡人に嫌われない事だけ気にして生きてる人｣
と人間性にまで批判を入れているというから驚きだ｡

ここまで福山の音楽が同業者から批判されてしまう理由はなんなのか｡
その答えを､"日本語ラップ"のパイオニアで音楽評論家としても活躍する近田春夫(ちかだはるお=59)は一言で言い表している｡

｢ここまで音楽的バックボーンが全く見えないシンガーソングライターも珍しい｣

これらの発言が事実であれば､福山の音楽活動は音楽一本で勝負している人間にとって､単なる"副業"として捉えられているのかもしれない｡(伊原)