ZARD坂井泉水の音楽葬の会場には20万本の花が

5月27日に40歳で亡くなったユニット「ZARD」のボーカル､坂井泉水の葬儀「ZARD／坂井泉水さんを偲ぶ会」が､6月26日､音楽関係者を対象に東京都・港区の青山葬儀所で行われた。

敷地内には20万本の花とともに､坂井の軌跡をたどる写真が掲げられ､祭壇はレコーディングスタジオを再現。

使用していたマイクやヘッドホン､マグカップ､何度も書き直された代表曲「負けないで」の直筆の歌詞のほか､死去が伝えられた直後にファンが記帳したメッセージも並べられた。

この「偲ぶ会」は司会や代表者のあいさつなどはなく､音楽葬の形式をとった。

坂井の代表曲が弦楽四重奏により演奏され､大黒摩季ら関係者が献花をして冥福を祈った。

大黒は､テレビのバラエティー番組「ウチくる!?」で､デビュー前後に坂井の事務所「ビーイング」に所属し､バックコーラス専業だった当時の思い出話を披露。

「何でアンタの気持ち悪い音程に合わせて私が歌わねばならないのだ！　カワイイってことはこういう（メインで歌える）ことか！　やっぱ顔か～､体か～！　みたいな」

との発言が､坂井を指したものとされ､坂井の「自殺」の原因とされるなど､公式ブログが炎上するなどした。

大黒は当日「素晴らしい音楽をありがとう。さりげない心遣いができるすてきな人でした（毎日新聞）」とコメントしている。

27日にはファンを対象にした「偲ぶ会」が､10時から19時まで同所で開かれる。（淺川）

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