堕ちた天使の歌声!? ウィーン少年合唱団性的虐待?

"天使の歌声"と称され、日本でも人気のウィーン少年合唱団で12日、監督者や上級生らによる団員への性的虐待疑惑が浮上した。

オーストリア紙スタンダードが同日、60年代から80年代に在籍した元団員2人の証言を報道したもので、それによると、性的虐待の事実を告白したのは1960年〜80年代に在籍した元団員。

ベルリン在住の元団員の医師(33)は10歳の時の米国公演の際に、年長の団員から性的行為を強要されたという。

また、年長の監督者から目の前でシャワーで性器を洗うよう命令されたこともあるとする証言も紹介している。ほかの団員も同様の被害に遭ったといい、元団員は「屈辱で食事ができなくなり、退団した」と述べている。

ミュンヘン在住の51歳の心理学者の元団員も"過去"を告白。

バスで移動中に年長の団員から、約1時間にわたり太ももに手をおくよう強制されたとしている。

ウィーン少年合唱団は、1498年に創設されたハプスブルク王家ゆかりの少年聖歌隊がルーツ。

ウィーン北部の敷地内には、幼稚園、小学校、日本の中学校にあたるギムナジウムの下級校(5〜8年)があり、合唱団はギムナジウムの中から選抜される。

10歳から14歳の少年約100人が在籍し、オーストリア出身がほとんどだが、日本人も数人いる。

「声変わりすれば退団」などの厳しい規則、親元を離れる寮生活をするため、近年では入団希望者が減少傾向にある。

合唱団では「(指摘された)出来事を見過ごすことはできない」と述べ、調査を行うことを表明。

元団員に対し「名前、日時、関連したことなどを情報提供してほしい」と呼びかけ、「団員間に問題があれば専門家が対応する態勢になっている」と、現在では適切な指導が行われることも強調した。

しかしながら、たとえこの証言が事実だとしても、数十年前のことがどこまで明らかになるかは疑問。むしろ現状を徹底的に調査することが先決だと思うのだが…。(松野)


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